8月に観た映画、動画配信サービス感想 その①

8月に観た映画、動画配信サービス感想 その①

8月もあっという間に終わり9月になってしまいましたので8月中に観た映画、動画配信サービスの作品の感想をまとめました。

劇場鑑賞映画

「アルプススタンドのはしの方」

鑑賞日:2020/8/7(金) 鑑賞館:シネマスコーレ

評価:☆☆☆☆★ 4.1/5.0

あらすじ

高校野球の応援に来ているがルールも知らない2人の演劇部員・安田と田宮。そこに遅れてやってきた元野球部・藤野。そしてぽつんと一人、帰宅部の成績優秀女子・宮下。安田と田宮は、訳あってお互い妙に気を遣っている。宮下は、吹奏楽部部長に成績で学年一位の座を明け渡してしまったばかりだ。時折やって来てはひたすら応援で声を出せという英語教師の厚木先生に3人が辟易としている。やがて、それぞれの想いを抱えたまま、格上チーム相手で戦況不利な野球の試合が終盤に1点を争うスリリングな展開へと突入してゆくが…。

https://filmarks.com/movies/85004

野球場のスタンド席で、高校生が喋っているだけという
ワンシュチュエーションでここまで面白くなってるのはスゴイ!
特にクライマックスに向けて、野球シーンは一切映してないのに
野球の映像がリアルに浮かんできて一緒に応援したくなるくらい。

そして75分という短い尺で、登場人物のいろいろな青春を
ちゃんと描いていて、こちらも結構胸熱展開。
中高生の時に観たらスゲー共感できるんだろうな〜
と思ったり。

枯れたオッさん故に何事も「しょうがない」で
片付けてしまうのをちょっと反省したくなる元気の出る映画です。

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」

鑑賞日:8/9(日) 鑑賞館:イオンシネマ岡崎

評価:☆☆☆★ 3.3/5.0

あらすじ

のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石。絶対に恐竜のたまごだ!と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと……生まれたのは双子の恐竜!しかも、未発見の新種だった。のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発!キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿り着いたのは謎の島。恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命とは―――!?

https://filmarks.com/movies/85097

はじめて劇場で観た映画は「ドラえもん のび太の恐竜」でした。小学1年生の頃、コロコロコミック&TVで夢中だったドラえもんが映画に!それはそれは大興奮で見に行ったのは、未だに記憶に残っています。
という事もあり、期待値が上がり過ぎたのか本作は、そこまでハマれず。話自体は、まとまっているものの強引に感動させようする?過剰な演出が逆にちょっと白けてしまった感じ。あと恐竜のCGとキャラのアニメの合成も違和感。
フラットな目線で見れば「頑張る」というテーマミスチルの曲など、グッと来るポイントはあるしキューとミューは超カワイイので期待値下げて見ることをオススメします。

「弱虫ペダル」

鑑賞日:8/15(土) 鑑賞館:ユナイテッドシネマ岡崎

評価:☆☆☆★ 3.5/5.0

あらすじ

主人公は、運動が苦手で友達がいない、アニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)。 あることをきっかけに自転車競技部に入部した坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮。 そして初めて出来た「仲間」のために、自分の限界や壁を超え、レースで共に走る喜びを見出していく。 誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したりー。
あなたもきっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、今年一番熱い⻘春ストーリー!

https://filmarks.com/movies/88678

原作漫画は最新巻まで既読。
大ヒット漫画の実写版は、基本、観ない主義ですが
主演のキンプリ永瀬廉くんの連日のTV出演によるプロモーションに
ヤラれ気味な感じで観に行ってきました。

そんなプロモーションの甲斐があったのか?
そもそものジャニーズ(キンプリ)人気が凄いのか?映画館はかなりの混雑。
(公開初日という事もあるのでしょうが)

イオンシネマで朝一の回を予約しようとしたら満席寸前だったため
ユナイテッドシネマの昼の回に切り替え。それでも、かなりの埋まり具合でした。

お客さんの層は妙齢のおばさま〜女子中高生2人組、単身おじさま 
まで幅広い感じ。
ジャニーズファン、原作漫画・アニメファンまでちゃんと取り込めている様子。

肝心の内容の方は
かなり強引に端折る部分はあるものの
それなりにストーリーはまとめられており
原作未読の方が逆に楽しめるのでは?という感じ。


高評価ポイントは
キャラの再現度が凄い事。
漫画特有の無理目な髪型・髪色とかをさせなくても、
ちゃんとそのキャラっぽく見えるのは
役者さんが素晴らしいのか演出のせいなのか、
とにかく良かったです。(特に小野田、鳴子、巻島は再現度高いデス)

このキャスティングでドラマとかで、
じっくりキャラクターとストーリーを深堀りしていけば
かなりの面白いモノになりそうな感じでした。

動画配信サービス鑑賞映画

「劇場」

鑑賞日:8/1(土) 鑑賞配信サービス:アマゾンプライム・ビデオ

評価:☆☆☆★ 3.9/5.0

あらすじ
夢を叶えることが、君を幸せにすることだと思ってた—
演劇を通して世界に立ち向かう永田と、彼を支えたいと願う沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った。

中学からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山﨑)。しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放してしま う。解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想。そのはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカーを履 いている沙希(松岡)を見かけ声をかける。自分でも驚くほどの積極性で初めて見知らぬ人に声をかける永田。突然の出来事に沙希は戸惑うが、様子がおかしい永田が放って おけなく一緒に喫茶店に入る。女優になる夢を抱き上京し、服飾の大学に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。お金のない永田は沙希の部屋に転がり込み、 ふたりは一緒に住み始める。沙希は自分の夢を重ねるように永田を応援し続け、永田もまた自分を理解し支えてくれる沙希を大切に思いつつも、理想と現実と間を埋めるよう にますます演劇に没頭していき―。

「一番 会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできなかったんだろうね。」

https://filmarks.com/movies/85255

  愛知の映画館は「伏見ミリオン座」のみの公開で
なかなか時間も合わなかったため、仕方なくAmazonプライムで鑑賞。

冒頭から後半にかけて山崎君演じる劇団員の
自分勝手なダメ男っぷりと、
そんなダメンズに言いたい事を言えずに
無理矢理明るく振る舞う松岡さんに
超絶イライラする展開が続いて、観るのをやめようかと思うくらい。

どうやって終わらせるのかと心配しながら観ていたら
ラストはなぜかちょっと泣きそうになるくらい
スゲー良いという不思議な映画。

何はともあれ松岡茉優さんの演技が
やはりスゲー良いのと
音楽が曽我部恵一さんで下北沢の街並みに
メチャメチャ合ってて良かったです。

ラストまで諦めずに?是非ご覧ください。  

まとめ

平日夜の仕事終わりに観に行くスタイルなので休みが多かった8月は映画館にほとんど観に行けず。あと、休み中にアマプラとネトフリで連続アニメ「かくしごと」と海外ドラマ「Zネーション」のシーズン1を観てしまったので本数少なめです。この2つはその②に感想書きます。