中国制作のアニメ映画「羅小黒戦記(ろしゃおへいせんき)」の日本語吹替版を観てきました。

中国制作のアニメ映画「羅小黒戦記(ろしゃおへいせんき)」の日本語吹替版を観てきました。

2020/11/7(土)より公開の映画 「羅小黒戦記(ろしゃおへいせんき)」を公開日翌日の11/8(日)に観に行ってきました。タイトルの「羅小黒戦記」が全て馴染みのない「文字」と「読み」で構成されているため普通に映画館の上映タイトルに入っていてもスルーしてしまいそうな作品ですがなぜか話題ということで、その感想を。

話題のアニメ「ロシャオヘイセンキ」とは

「ロシャオヘイセンキ」は、妖精と人間が共に存在する現代社会を舞台に、開拓によって森を追われた猫の妖精・シャオヘイが、新たな居場所を探してさまよう中で、同じ妖精や人間達と出会い、別れ、やがて彼らの関係を大きく揺るがす出来事に巻き込まれていくという、アクションロードムービーです。

公式サイトより

話題になっている要因は、昨年2019年の秋に限定上映された字幕版が単館上映だったこともあり、連日ソールドアウト(1ヶ月先まで満席)の大人気で上映延長、上映館拡大という経緯を経て、日本語吹き替え版が制作されこの度、公開されるということで話題になっています。

自分は、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の特集コーナーでアニメ評論家 藤津亮太さんが、この秋オススメのアニメとして紹介していたのを聴いて、初めて知りました。

↑上記リンクからスポティファイで聞けます。前半は「東京国際映画祭2020」におけるポケモンの話。中盤に本作「ロシャオヘイセンキ」の話題が出てきます。

日本語吹き替え版のキャストは、主役の黒猫の妖精シャオヘイを花澤香菜さん、同じ妖精のフーシーを櫻井孝宏さん彼らを追いかける人間の「執行人」ムゲンを宮野真守さんなどそれほどアニメに詳しくない自分でも知っている
有名声優さんがキャスティングされる豪華っぷり。

猫の冒険譚ではなく、能力者バトルモノ

というように話題になっているという事前情報だけで観に行ったのですが、意外な方向で  (いい意味で) 裏切られました。可愛い黒猫の冒険譚と思いきや少年マンガで見たことあるような「能力者バトル」モノ。

このポスターだと猫の話だと思う。
バトルシーンのある予告編(中国版)


で、メインテーマは「自然と人間との共生」なのでジブリ味が付け加えられた感じ。さらにラストに向かって人間たちに危機が訪れるところで妖精(様々な能力者)たちが力を合わせて助けるシーンはアベンジャーズ 感が漂います。後半のバトルシーンは、映画マトリックスの世界観というか、ワンピースのトラファルガー・ローのルーム的というか、最近なら呪術廻戦の領域展開的な観点の「霊域」内で超カッコ良いバトルが神掛った作画で展開されるテンコ盛り映画。

評価が異常に高い理由は納得です。

最近の日本アニメ作品の主流の超高精細CG背景と2次元キャラを融合させる手法とは異なり、パッと見、昔のアニメのような線の太さとペタッとした塗り方なのにも関わらず、リアルでカッコ良く見えてくるのは不思議な体験でした。 

高精細CG背景に2次元キャラを合成
水彩画風味で意外に描き込まれている味わいのある背景。

こうやって静止画で見ると意外に背景がちゃんと描き込まれているんですね。なるほどちゃんとしてる。これから中国発のハイクオリティアニメがどんどん出てきそうな感じですね。