【映画感想「サバカン SABAKAN」を観ました】
- 2022.09.02
- MOVIE REVIEW
- 映画, 映画感想
基本情報/評点
- 公開日:2022年8月19日
- 鑑賞日:2022年9月1日
- 鑑賞方法:ミッドランドスクエアシネマ
- お客さんの数:わりと空いている感じ
- お客さんの層:幅広い年齢層の女性単身および2人連れ率高し
- 所要時間:96分
- 評点(5点満点中):3.7
あらすじ
1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。
感想
1986年の夏休みの長崎を舞台に
2人の男の子(小5)の友情と、それぞれの家族の日々を描いた映画です。
1974年生まれの自分はドンズバの世代なので
キン消し、斉藤由貴、AXIAのメタルテープなど
当時の昭和カルチャー描写は
メチャメチャ刺さりました。
そして、竹原ピストルさん、尾野真千子さんの夫婦役がスゲー自然でイイ感じ。
演技力ハンパない。そして、こーいうお父さんカッコ良い。
お話自体は割と普通に良い話ですが
ちょっと泣かせに来てる感が見えてしまった分そこまで乗れず。。
またねー! のシーンで、ちょっとウルっとくるくらい。
あと、気になってしまったのが主人公の少年2人のスニーカーで
一般家庭設定の久ちゃんはアシックス(プーマ)の
パチもの?と言われていたムーンスターのジャガー。
貧乏家庭設定の竹ちゃんは当時の少年憧れのアディダス。
を履いているという点。
歩くシーンで、やけに足元を強調して撮っていたので
何か意味があるのかな???
何はともあれ、夏の終わりに観るのには最適な
映画かと思いますので夏が終わってしまう前にお急ぎください。
ちなみにパンフレットを買おうと思ったら
「紙版はスシロー店舗での限定販売のため映画館での販売はありません。」
とのことで、なかなかの商売上手。
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