インターバルトレーニング「ヤッソ800」をGarmin fēnix 6で設定する

インターバルトレーニング「ヤッソ800」をGarmin fēnix 6で設定する

軽く調べた結果、インターバル走をやるとタイム向上につながるということなので、タイム向上に向けてインターバル走のワークアウトをGarminにて設定してみます。
いろんな距離×時間設定のインターバル走がありますがフルマラソンの目標タイムから時間設定ができるヤッソ800が、わかりやすそうなのでコレを設定してやってみることにします。

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ヤッソ800とは?

検索するとRUNNNETがトップ表示。

800m×10本のインターバル走(リカバリーは400mジョグを800m1本と同じタイムでつなぐ)

<ヤッソ800の方程式>

フルマラソン●時間▲分=800m●分▲秒×10本

(理論的には、800mを3分で10本走れるランナーは、フルマラソンを3時間で。4分で10本こなせるランナーは、4時間で完走できる)

「ヤッソ800」によって算出されるタイムは、多くの日本人ランナーが行っている1000mのインターバル走の設定に、極めて近いと言える。

もちろん個人差はあり、3分で10本こなせるからといって、絶対にサブスリーで走れるわけではない。LSDや距離走など、普段のトレーニングと組み合わせて行うことが前提。

「ヤッソ800」に取り組むことで鍛えられるのは、1つは呼吸循環器系。つまり最大酸素摂取量の向上。

2つ目が筋肉の代謝能力の改善。高強度のランニングで発生した乳酸を再利用する能力が高まり、乳酸が溜まりにくい筋肉へと改善していく。

普段、レースペースよりもゆっくりとしたトレーニングしかしていないランナーは、これらの能力をなかなか鍛えることができない。逆に言えば、記録の伸び悩んでいたランナーで、ゆっくりと走る練習しかしていない場合、こういったトレーニングを取り入れてみると良い。1週間 10日に1回取り入れるだけで、飛躍的にレベルアップする可能性もある。

またレースペースよりも速いスピードで走るということは、「動き」を改善する効果もある。市民ランナーのフォームを見ると、ピッチが狭くなり、スピードの出にくいフォームで走っている人が数多く見受けられる。「ヤッソ800」のように、レースペースよりも800mで20 40秒くらい速いスピードで、大きな動きを意識して行う。

ただし全ての人に「ヤッソ800」の公式があてはまるかというと、そうでもない。

仮にフルマラソンベストが2時間20分のランナーだと、「ヤッソ800」のタイム=800m2分20秒は、1km換算で2分55秒ペースということになる。

このタイムで10本こなせる選手は相当力のあるランナーである。

一方で、フルマラソンのタイムが6時間かかる人でも、800mを6分で走るとかなり物足りなく感じる。2時間20分でも、6時間でも、フルマラソンの平均ペースに対する「ヤッソ800」のスピードの割合は同じだが、LT値の高いトップ選手ほど、負担は大きくなっていく。

目安として、「ヤッソ800」が有効なのは、3時間30分より上のレベルのランナーと言える。400mのトラックが使えればベストだが、導入しやすさを考えれば、距離を1kmに延ばして行っても良い。ただし、200m距離が延びるときつさも増すので、本数を5 6本くらいにしたり、リカバリーを長めにとるなどして、負荷を調整していく。

RUNNNET https://runnet.jp/smp/community/dictionary/item_n413.html

というものです。
400mトラックとか、普通に使える環境がある人は少ないと思いますので、信号でストップすることのない、河川敷や池の周りでランニングウオッチで距離計測しながら。。というのが現実的かと思います。

Garmin fēnix 6でワークアウトを設定する

ワークアウトの設定方法についてですがGarminを初めて使う人はわりとココでつまづきます。慣れるとわかるのですが、英語から日本語に直訳されている感じがあるため、直感的には、なかなか理解しづらい仕様です。

とは言うものの、検索すると、いろいろ紹介されているので、すぐに、わかると思います。

また、以前はPCサイトで設定して有線で転送という感じでしたが今の機種ではPCサイト、スマホアプリ、ウォッチ本体からでも設定可能になっています。

当然新機種のGarmin fēnix 6では設定可能ですが、

デバイスをちまちまポチポチするよりはPCの方が操作性が良いので

ここではPCサイト「Garmin  Connect」https://connect.garmin.com/で設定していきます。

アクセスするとこの画面
サイドバーの中段のトレーニングからワークアウトを選択
ワークアウトの作成がそのままでは押せないので「ワークアウトタイプ選択」からプルダウンボタンをクリック
いろいろな運動タイプが出てきますが、今回はランを選択
以前に作成したワークアウトが並んでいますが、ワークアウトの作成をクリック
ようやく詳細入力画面となります。
ヤッソ800の場合は、同じペースの「ラン」と「回復」を10回繰り返すトレーニングとなりますので今回は、一旦ウォームアップ以外のステップを削除。
その後、右上の「繰り返しを作成」をクリック
ウォームアップのペース設定を忘れたので、入力。季節や体調等によってウォームアップの時間や距離は異なると思われるので「ラップボタン押下」にします
右上の繰り返しを作成ボタンを押すと「ラン」と「回復」の項目と繰り返し回数が表示されますので、プラスボタンを押して繰り返し回数を10回に設定します。
続いてランの距離を入力します。「時間を選択」のプルダウンを開くと「距離」の項目が出てきますので距離を選択し、800m=0.8kmと入力
続いて「追加」のボタンを押して「運動量の目標選択」のプルダウンを選択し「ペース」を選びます。

このペースの部分ですが1kmの目標タイムとなります。

ヤッソ800の場合

・目標がサブ4であれば800mを4分。
・目標がサブ3であれば800mを3分。

自分の場合は目標がサブ3.5なので800mを3分30秒 ということになります。

これを1kmに換算すると

3分30秒=210秒÷0.8=262.5秒→4分22秒となりますので

ターゲットの項目を少し早めの4:00〜4:20で一旦設定します。

回復は400mを同じペースとなりますので、0.4kmに設定した後、ペースを同じように4:00-4:20で設定します。
ワークアウトの名称を、わかりやすく「ヤッソ800」にして右上のワークアウトを保存します。

で、デバイスの送信を押すと

すぐに送信をクリック。
appを開きますか?のウインドウが出てくるので、開くを押します。
が、何度やっても予期せず終了。になってしまいます。

最新版をダウンロードすれば。と思ってダウンロードボタンを押すと

スマホアプリへの誘導。

どうやらスマホアプリに統合された模様。

ここまでの努力は。。。と、一旦落ち込みましたが

スマホアプリを立ち上げてみると、ちゃんとワークアウトが残っていました。

デバイスと同期させると

Garmin fēnix 6本体にもちゃんと設定されています。
設定はこれでOKですので、これで一回走ってみます。